田村の十割蕎麦
2週間ほど前だけど、暑気払いということで出かけた「田村」
昨年も同じ頃に行ったのだけど、器ごと3時間蒸したという薬膳スープが出されて、心身共に夏の疲れが取れた記憶があり、今年もちょっと期待して行ったのですが、、、
残念ながら、今回そのスープはありませんでした。でも、昨年とはまた違ったメニューを堪能してきました。
まず、最初にでてきたお料理はこんな感じ。
「汲み上げ生湯葉とオクラとろろ
能登穴水穴子 クリームチーズ寄せ」
涼しげな色合い。オクラをこんな風に食べたのは初めてです
「氷見コハダ酢の物 野菜のマリネ」
野菜の彩りがきれいです。器の取り合わせも面白いな〜
「地場産茄子田楽・蕎麦団子田楽」
茄子はとろとろに柔らかくなっていて、蕎麦団子はもちもちの食感。
「ししとうとシラスの寄せ豆腐 氷見アイナメ 揚げ出しで」
寄せ豆腐にシラスか〜。なかなか斬新な発想。
「自家製麺 十割蕎麦(山田産そば粉)」
そして、いよいよ真打ちの登場。
つなぎがないのに、この艶、そしてツルツルの舌触りはどうして生まれるのでしょう。。
利賀にも十割蕎麦があるけど、うまく茹でないとプツプツ切れてしまうし、食感も素朴なものです。それはそれで好きなのですが、つなぎのない蕎麦というのはそういうものだと思っていました。
まず、何も付けないで蕎麦の香りを楽しんで,
次は塩で。
そして出汁も味わってください。
という、ご亭主の言葉どおりに食べてみました。
塩がいちばん合うなと思いました。
出汁もおいしいのですが、結局塩に戻ってしまいます。
蕎麦を塩で。新しい発見でした。
「エスプレッソ コンジェラート」
最後にデザートもいただき、大満足。
季節が変わったら、また訪れたいお店です。
神通町 田村
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