友人のお見送り (高知の旅2)
お2人とは1年前の「南房総クルーズ」でご一緒しました。
それ以来メール等でお付き合いいただいていまいたが、1年ぶりの再会です。
本当は、私も一緒に船に乗って行きたいのだけれど、
それもかなわぬとなれば、せめてお見送りをいたいと思いました。
短い時間でしたが、お話しできて楽しかったです。
こうして、船を通してお友達が増えていくのも、とても嬉しい事です。

朝からいろんな方にお会いして、たくさんお話ししていたので、
実はまだ、じっくりと写真を撮っていませんでした。
今のうちにたくさん撮っておこう・・・
相変わらず、美しい船体です。

後ろから見た姿が好きです。
出港に向けて、もうタグボートが待機していますね。

船のお見送りに、幼稚園の子供たちの「よさこい鳴子踊り」が披露されました。
一所懸命踊る様子が可愛らしい。

いよいよ、出港。色とりどりのテープが投げられました!
私も、友人の投げたテープをしっかり握ってお見送り。

ついに、船が岸壁から離れて行きます。

D氏が船の出港時にいつも振っているという旗。
赤と白の格子模様が「U」、赤の周りに白と青の模様が「W」
「UW」で「安全な航海を祈る」という意味だそうです。
この旗のことは、前に伺っていたのですが、実物を拝見することができて、大感激です。
余談ですが、私が初めてクルーズというものを経験した時、その時乗ったのは「おりえんとびいなす」ですが、その時のビンゴ大会で、マグカップをいただきました。
そのカップにこれと同じ旗が描かれており、そのことについてD氏に教えていただいたことがあります。(2005.12.12の項参照)
なので、この旗を実際に見れたのは感慨もひとしお。

少しずつ、方向転換中。
海面に映った船体が美しい。今回の写真の中で一番のお気に入り。

今まで正面から見たことはあまりありません。

ついに、タグボートも離されて、船が速度を上げました・・・

いってらっしゃ~い、ぱしび!!

岸壁に残された私たち。
「あーぁ、行っちゃったね~」
「何で、私たちあそこに乗っていないのかねぇ~」
お見送りは、嬉しいような、悲しいような、
そして切ない気持ちです。
しばし、呆然・・・
名残惜しいのですが、いつまでも港にいる訳にもいかず、帰ることに。
なんだかいっぺんに脱力感が襲ってきました。
この日は、D夫妻のお誘いで夕食を一緒にいただきました。
高知の美味しいものを沢山食べ、美味しい地酒を飲み、
クルーズの話は、尽きないつきない・・・
初めてお目にかかったというのに、まるで旧知の仲のように話が弾みます。
いつも回りの人に話しても分かってもらえなかったことが、
Dさんにお話しすると、凄くよく分かっていただける。
こんな嬉しいことはありません。あっという間に時間が経ってしまいました。
ホテルに戻ったらとても疲れていましたが、それは心地よい疲労感。
考えてみたら今日は5時起き(笑)
長かったけど、とても充実した一日でした。