
今年訪れた港のなかで、やはり外せないのが仙台港です。
私が仙台を訪れたのは、あの大震災の後3ヶ月もたった6月でしたが、港の周りはまだまだ瓦礫が堆く積まれていました。
私が乗船した「いしかり」には災害救援に当たっていた自衛隊の車や隊員が多数乗り込み一緒に苫小牧まで移動するという、これまた希有な体験をしました。物流を支えるフェリーとしての役目の他にも、こんな役割を担っていたことを初めて知ったのです。
出港時には、ほとんど灯りのない陸地の方を見ながら、改めて今回の震災の大きさ、恐ろしさを思っていました。
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